不登校から引きこもりになる理由は、友達関係のトラブルが多いようです。(⇒不登校やひきこもりを解決する【不登校リスタート】)今回は同じように引きこもりになってしまった方の体験談です。「同じような境遇の仲間がいればどんなに良かっただろう」今は社会復帰を果たしている方が昔を振り返った体験談です。

《過去に引きこもり体験を持つ３０代女性の体験談》

私は友達間のトラブルをキッカケに中学校2年生のころから不登校気味になりました。これは最近、小学校教諭をしている知り合いから聞いたことなのですが月に3回以上休むようになると不登校になるサインだという事です。この時正に私は、少しずつ学校に行く日数が減っていったのを覚えています。高校には一度全日制高校に入学したものの結局中退する事となりました。

《不登校の理解者がほしかった》

学校に行かないばかりか、家からも出ない「引きこもり」状態になってしまいました。私はこの時の事を今でもよく思い出すのですが、もしこの時に周りに同じような境遇の理解者がいればどんなに良かっただろうと思います。昔は今のようにネットなどですぐに他人と関わる事もできませんでしたし、相当な孤独を感じていました。また、通信制高校や地域の支援団体の活動も今のように盛んなものではありませんでした。時間はかかりましたが今では就職先も見つかり引きこもりから脱出できました。