個人契約の場合は、「先生次第」といえるでしょう。先生の性格や指導経験により、授業の組み立てが出来る先生と出来ない先生がいると思います。よって、個人契約の場合は、沢山の先生を面接し、指導能力のある先生を探す必要があります。
中間業者を挟まないので、雇う側は費用を抑えることが出来ますし、その分家庭教師側の時給を上げることも出来るので、お互いにメリットがあるといえます。
もし、知り合いや知り合いの子供に、勉強面で優れている大学生がいるのであれば頼みたいのですが、実際身近に依頼できなくて困っているという方が多いでしょう。
他には住んでいる町の商工所や図書館などの自治体施設やスーパーなどの掲示板などに「家庭教師引き受けます」といった張り紙をしている学生がいるので、魅力を感じたら連絡してみましょう。
また、インターネットの掲示板などで募集をしていたり、mixiなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と呼ばれるコミュニティ内で地域別に募集を出すことも出来ます。
料金の目安としては、一般大学生で時給1600円~2000円。一流大学と呼ばれる大学の学生であれば時給2000円~3000円くらいが相場です。
個人同士の契約なので、気持ちよく契約をするためにも、値切ったりせずに、妥当な提示額の教師を選ぶようにしてください。
家庭教師の個人契約のデメリットとしては途中解約や家庭教師の変更が非常に難しいということです。
頼んではみたものの、子供との相性が悪く、成績も一向に上がらないとか、遊んでばかりでまじめに授業をしていないといったときに、言いだしづらいので、念頭に置いておきしましょう。
また、一人暮らしの大学生を教師として選ぶ場合は、夏休み(大学は約二ヶ月間)などの実家への帰省し、学習に間隔が空いてしまうという可能性もあります。
その他「個人契約」を謳った家庭教師紹介業者です。紹介料を支払うのは当然としても、高額な教材をセットで売りつけてくる業者もあります。教材の内容は大したものではないことが多いので、契約をする前に教材の売り込みが無いか、その他の追加料金が無いか、よく確認しましょう。
以上のように、個人契約は、費用面は安く抑えることがありますが、デメリットもあります。