不登校には様々な要因があります。
不登校と関係のある用語や、通信制高校に関する用語をご紹介します。
このページでは、その中でも知っておくとよい代表的な単語を紹介します。
<代表的な用語>
☑学年制
学年制とは、学年ごとに決められた科目の単位を取得し、進級するシステムです。
全日制高校の多くは、学年制を導入しています。
☑技能連携校
技能連携校とは、高等専修学校に入学すると同時に、広域通信制高等学校にも入学し、3年間で2つの学校を卒業するシステムです。
「サポート校」「提携校」など高校との私的な関係とは異なり、都・県教育委員会の指定により、私立通信制高校と公的な関係を結びます。
☑狭域通信制高校
狭域通信制高校とは、2つ以下の都道府県から入学が可能な通信制高校です。
☑広域通信制高校
広域通信制高校とは、3つ以上の都道府県から入学が可能な通信制高校です。
中には、全国を対象にしている広域通信制高校もあります。
☑スクーリング
スクーリングとは、通信制高校における面接指導です。
レポートや試験に関する学習相談や精神的な悩み相談など、先生から直接指導を受けます。
☑全日制高校
全日制高校とは、修業年限は3年間、平日の5時間〜8時間程度の授業を行う、通常の高校です。
☑単位制
単位制とは、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得すれば卒業が認められシステムです。
昭和63年度から定時制・通信制課程の高校において導入され、平成5年度からは全日制課程においても導入が可能となっています。
☑通信制高校
通信制高校とは、通信による教育を行う課程の高校です。
学校教育法により、修業年限は3年以上と定められています。
通信制は全日制、定時制と並ぶ教育課程で、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができるため、勤労者や不登校者、中退者、学業不振者に適したスタイルとして注目されています。
☑通信制サポート校
通信制サポート校とは、通信制高校に在籍する生徒に対して、3年間で卒業ができるよう単位取得・進級などに必要とされる支援を行う民間の教育施設です。
☑適応指導教室
適応指導教室とは、市町村の教育委員会が運営している施設です。
学校に行けない子供たちの相談、体験活動、学習補充を行っています。
☑テスト
テストとは、単位認定のための試験です。
スクーリングやレポートの条件をクリアすると、テストが受けられます。