だんだん登校への関心が高まり、不登校最終段階である克服準備を迎えます。
食欲を取り戻したり、 昼夜逆転生活がなおったりという特徴があげられます。
無理をさせず、解放に向かえるようにしましょう。


学校に戻る場合

不登校になった子供が、二度と繰り返したくないあまり、登校を再び始めた当初は焦って頑張ってしまいがちです。徐々になれるよう、長い目で見守りましょう。

また、「頑張れ」という言葉は、子供にとってとてもプレッシャーなので気をつけましょう。

別の教育機関に転入する場合

集団生活で挫折した経験を持つ子供たちは、不安でいっぱいです。
そんなとき、同じように不登校の経験を持つ子供たちがいっぱいいる通信制高校やフリースクールであれば、苦しみを共有できて場に馴染みやすいかもしれません。
気づいたら、新しい友達がいっぱいで来て、学校が楽しくなるかもしれません。

この時期の御子さんは、以前より自分のことを話してくれる傾向にあります。子供の気持ちや状態を理解してあげましょう。