僕はひきこもりがきっかけで不登校になりました。
そんなときに無料の通信制高校資料請求サイトに出会い、もう一勉強したいと思い、コンプレックス克服をしたいと思いました。

いまでは、通信制高校は自分にぴったりの勉強スタイルだと思っています。
僕は学校も面倒臭くなり行かなくなりました。
そのかわりに僕は中学時代の友達と毎日のように遊ぶようになりました。特に僕と同様に高校へ行かなくなった友達とは気も合い、居心地は本当にいいものでした。
それからは、アルバイト、友達との遊び、だけで毎日を過ごすようになりなす。夜遊びもひどくなり、警察にもよく補導され、親は心配から怒り、僕はそれに反発し、家にも無断で帰らない事も多くなりました。
そんな生活をやっていて当然卒業できるはずもなく。

通信制の高校に入学した僕の一番の理由は大学進学をしたかったからです。中学までは普通に学校に通っていたのですが、中学2年時から不登校が続き、普通高校にはなんとか入学できたのですがやはり中学での不登校が影響して高校も数日間通っただけで結局退学してしまいました。ですがちゃんとした仕事に就くには大学卒業の資格が必要だったのです。その為に通信制の高校に通いました。通信制の高校出身者でも目標があればちゃんと大学にも進学出来るのです。
以前からの友達から頻繁に電話やメールが入ります。たいていは、遊びの誘いのようで、僕はすべてを無視しました。友達は本当に付き合いも長くイイ奴ばかりでした。しかし、みんな傷をなめ合い、集団からはみ出すことを異様に毛嫌いする体制もありました。つまり、一緒にいても何も進展が無いのです。
それからは馬頭も浴びました。それでも、僕は心の中で「ごめん」と謝りながら、将来の自分を変えるため、「自分のため」だけに集中する環境を作りました。よく「ちゃんと事情を話せばみんなも僕の立場を理解して、邪魔はしないはずだ」と指摘を受けましたが、そんな生ぬるいことじゃ、僕の人生は変わらないと思いました。それは、過去の自分、友達の体制を振り返りそう判断するにいたったことでした。

入学式・オリエンテーションが終わり、いざ勉強が始まってそんなに経たないうちに、通信制で学ぶことは、今の自分にとって最適なことなのかもしれないと、思うようになりました。基本的に自学自習のスタイルは、その当時もっとも慣れ親しんだものだったし、学費の心配をせずに勉強に没頭できることも含め、ある意味恵まれた状況かもしれないと。そう思うようになってからは、日々がとても充実したものに感じられるようになりました。そして今現在でも、やっぱりあの時通信制高校に通って良かった、と思っています。
ひきこもりが原因でニートになった人の中には、中学校や高校で受けたいじめが原因で人間不信になっている人も多いようです。
不登校の問題は、ニート対策にまで発展する可能性があるのです。

不登校だったあの時、高校に通うことをあきらめずによかったと今では思います。