不登校というワードを聞くと「学校に行きたくない」「学校に通う気がない」という風に思ってしまうかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。


不登校を楽しんでいる子どもなんていない

不登校や引きこもりを体験した身からすると、その状況が楽しいのは最初だけです。辛かった学校に行かなくて良くなった、嬉しい。大好きな自分の部屋で、ずっと自分の好きなことが出来る、楽しい。そんな風に思っていられるのは、数週間から、長かったとしても半年ぐらいのものです。関連・・・不登校でお悩みの方へ
それ以降は、焦りや不安の方が強くなっていきます。そして、もう一度やり直したいという意欲も湧いてきます。しかし、それでも動けないから苦しいのです。


やる気がないは禁句

一見すると、やる気や意欲がないように見えるかもしれません。しかし、本当にないのは、「自信」と、「ゴール」なのです。一度不登校や引きこもりをしてしまうと、誰よりも子供自身が自分を責めるのです。その状態では、「自分に自信を持つ」「将来を見据えてゴールを目指す」なんてことが出来ないのです。自信もない状態で、ゴールが見えない道を歩むことは、大人だって難しいです。それを怖いと思ってしまうことは仕方ないことなのです。